ワキガの仕組みと原因
ワキガは、「アポクリン腺」という汗を出す分泌器官が、皮膚表面の常在菌や皮脂とまざりあうことで発する臭いです。
原因は汗ですので、汗をかきやすい汗っかきの人はどうしてもワキガ体質になりやすくなります。ワキガは臭いの強い汗臭の一つですが、ワキという臭いがこもりやすい場所であることも臭いを強めている要因です。
なら「汗をなるべく出さないようにすればいいんじゃないか」と考えるかもしれません。
まったくその通りではあるのですが、汗を出さないようにすると、体温や皮膚の温度が上昇しやすくなり熱中症のリスクが増えたり、皮膚が乾燥してガサガサ肌や皮膚炎になりやすくなったり、また病原体への抵抗力が低くなったり。
ワキガをなくすことで精神的に人に会いやすくなったりするメリットはあるものの、体にとってはいいことが実はありません。
ですので、基本的には汗を出さないようにするよりも、
・こまめに汗を拭きとる
・汗をかいたら着替える
・ワキにゆとりのある衣類を着る
・お風呂でしっかりワキを洗う
・ワキにデオドラント製品を塗布する
・体臭に有効成分を含んでいるサプリメントを飲む
上記のような対策が健康に害もありませんし、効果的です。
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ちなみに汗臭は、汗そのものに臭いがあるんじゃないかとも思われるかもしれません。ですが本来汗の臭いは無臭なのです。汗にその人の体内環境や健康状態が影響してしまうことはもちろんですが、衣類に汗が染みこみ、雑菌が繁殖することでも、臭いが強められています。
ですので、若い方やとくに病気などをお持ちでないなら、ワキにゆとりのある衣類を着てみると、かなり臭いが軽減されますよ。最近はゆとりのあるビッグサイズの服装が流行っていて、シャツなどは安価で入手もしやすいので、おすすめの対策の一つです。